Blue Green Algae AFA
投稿日:2022年6月27日/更新日:2024年3月22日
オーガニック志向の益々の高まりや、近年のサスティナブル指向も影響して、スーパーフードが流行しています。
スーパーフード素材が健康食品の市場を賑わせていますが、スーパーフードってどうやって選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
本日は、そんな注目のスーパーフードについてご紹介します。
スーパーフードには明確な定義があるとご存知でしょうか。
定義は以下の通りです。
・栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。
あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
スーパーフードを示す基準としては以下の通りです。
・スーパーフードの発祥の地アメリカで、一般的に「スーパーフード」として認知・評価されている食品であること。
・食歴が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。
それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食する事なく信頼がおけるもの。
日本で特に流通しているスーパーフードとしては、チアシードやキヌア、はちみつのように料理などでもよく使用されるものや、マカやアロエベラ、ブロッコリースプラウトのようにサプリメントなどでよく見かけるものまであります。
特に、日本スーパーフード協会が推奨するスーパーフードはプライマリースーパーフード10と呼ばれており、以下10種を言います。
スーパーフードには、アセロラやザクロように、果実由来のものや、種子由来、木の実由来、オイルなど、多様な食品が含まれておりますが、その中でも特に我々日本人と親和性が高いのは藻類のスーパーフードではないでしょうか。
ジャパニーズスーパーフードと言われる日本独自のスーパーフードの中には、昆布、海苔、ひじき、寒天などの誰もが一度は食べたことのある素材が含まれています。
世界に目を向けてみると、スピルリナやクロレラなどは特に有名で、健康食品として広く利用されている藻類のスーパーフードです。
藻類の歴史は非常に古く、数十億年も前から食べられてきました。
現代ではその栄養価の高さなどが着目され、たんぱく質の良質さや吸収性の高さなどが証明され始めており、近い将来には動物性たんぱくに代わる素材となる「未来食」の一つとしても期待されています。
そんな藻類の中でも特に着目したいのがブルーグリーンアルジーAFA(アファニゾメノン・フロス・アクア)と言われる藻類です。
ブルーグリーンアルジーAFAは、藻類のスーパーフードで有名なスピルリナやクロレラよりも古くから存在し、35億年前にはこの地球上に誕生していたと言われています。
ブルーグリーンアルジーAFAは、太古より世界各地で自生している藻類ですが、アメリカ北西部にあるオレゴン州最大のアッパークラマス湖に自生するものが、世界最高品質と言われており、ほとんど汚染されずに生育しています。
また、世の中の健康食品として使用される藻類のほとんどが養殖により生産をされておりますが、ブルーグリーンアルジーAFAは養殖のできない貴重な天然の藻類です。
アッパークラマス湖にて収穫される最高品質のブルーグリーンアルジーAFAは、自然の水や光をいっぱいに取り込んで成長をしており、とりわけ栄養価が高いことが知られています。
その中でも特にアミノ酸の含有量が高く、種類としても人の体で作り出すことのできない9種の必須アミノ酸を含む20種ものアミノ酸を含有しております。
また、藻類の中でも極端に細胞壁が薄いため、からだへ素早く吸収されることも期待されています。
100%天然から収穫したブルーグリーンアルジーAFAを無添加・無加工にて乾燥し粉末化したピュアな原料です。
さらに乾燥方法にもこだわり、高品質のブルーグリーンアルジーAFAの香り、風味、栄養素を守る特殊な乾燥方法を用いて、素材の持つ本来の成分を維持しております。
天然由来だからこそ、完全に人工的な養殖原料と比較して、栄養価の高さ・栄養素の豊富さで勝負ができます。
また、天然由来成分100%として商品設計することによる付加価値の創出にもお役立ちが可能です。
昨今、SDGsについて考えることが重要とされる中、藻類のスーパーフードは「持続可能性の高い食糧」として期待を寄せられています。
そして、なるべく自然由来の素材を用いた製品を使うことは、私たちの生きる地球環境を守っていくことために大切なことです。
そんな中で、ブルーグリーンアルジーAFAはアメリカのオーガニック認証の中でも極めて厳しいOTCO認証を取得しており、自然由来に根ざした厳しい認証を通ったサスティナブルな安心素材であるというPRを行うことにより、クリーンな製品設計にご活用いただけます。
昨今、注目が続いているスーパーフードサプリメントの企画のメイン成分としてブルーグリーンアルジーAFAを配合することで、現在、市場に多く露出している多くの藻類スーパーフード製品との差別化ができると同時に、それらのスーパーフードと比較して非常に高い付加価値を付与することが可能です。
Held(ヘルト)では、ブルーグリーンアルジーAFAの他にもさまざまな高品質なオーガニック素材を取り扱っており、オンリーワンで高い市場優位性をもった製品を提案することが可能です。
自社だけの製品を作りたい際は、是非ともお問い合わせください。
管理栄養士、博士(生物環境調節学)、専門は栄養生理学 千葉 大成
東京農業大学大学院博士課程修了後、国立健康栄養研究所、大学研究機関で、食と健康に関わる研究活動および教育活動に18年携わってきました。研究活動としては、機能性食品素材に着目した骨粗鬆症予防に関する研究を主に行ってきました。一方で、教育活動の傍ら、地域貢献セミナーや社会人教育にも携わってきました。
そういった研究・教育活動から疾病をいかに予防するかを考えるようになりました。つまり、薬剤で“病気にフタ”をすることで病気を抑えることよりも生活習慣(食事、運動、サプリメント)で“病因を流す”ことによって疾病を予防していくことを積極的に働きかけていきたいと考えるようになりました。
2000年東京農業大学農学研究科博士後期課程修了後、2018年まで大学教育研究機関で主にフラボノイドによる骨代謝調節に関する研究に従事した。