化粧品・健康食品の OEM 製造メーカー株式会社 Held
お問い合わせ
東京本社
03-5840-8435
大阪支社
06-6942-2532

ホーム >  社員ブログ > 飲む日焼け止めの効果とは?仕組みや成分も解説

飲む日焼け止めの効果とは?仕組みや成分も解説

2021.11.30

紫外線を浴びる女性

紫外線が原因の日焼け対策には日傘やUVカットウエアなどの服装やスキンケアによる対策がよく知られていますが、「飲む日焼け止め」といわれる体の内側から日焼け対策を行うことも有効な対策の1つです。

昨今では、美容は外側からのケアだけではなく、内側からのケアも需要であることが一般的となってきており、飲む日焼け止め製品も認知が進み、大きな市場が形成されています。
それに伴い、さまざまな製品が上市され、その成分や特徴も各社さまざまです。

今回は、代表的な成分の特徴と共に、飲む日焼け止めの効果について解説していきます。



紫外線による日焼けのメカニズム

紫外線

日焼けは紫外線によって引き起こされるというのが通説で、大人から子どもまで、知らない人はほとんどいないことでしょう。

しかし、紫外線を浴びてから、肌で日焼けが引き起こされるまでのメカニズムを詳しく知っている方は少ないかもしれません。

すなわち、効果的な日焼け対策を考えるためには、日焼けのメカニズムを知ることが重要です。


・日焼けのメカニズム


日焼けには2つの分類があり、紫外線(太陽光)の影響で肌が炎症によって赤くなる「サンバーン」と、その後に時間をおいて黒くなる「サンタン」です。

特に、肌の光老化と関連性が強いサンタンは、肌の奥まで到達してしまうUV-Aを浴びることが主な原因といわれています。UV-Aを浴びると、皮膚の中のメラノサイトという細胞内でメラニン色素とよばれる色素が働き、紫外線が肌の奥深くまで届くことを防いでくれます。

しかし、このメラニン色素には肌を褐色に変化させる作用もあり、長期的に蓄積され肌細胞に残ることでシミとなるため、本来、肌の防御成分であるメラニンが美肌には悪者として扱われることも多々あるのです。



・光老化は肌老化の原因の80%


肌の老化の80%は紫外線による光老化であるといわれています。
前述したように、UV-Aなどの波長の長い紫外線は肌の奥まで届きます。

真皮まで届くと、肌を構成する因子であるコラーゲンやエラスチンなどを変性させます。これにより、シワやたるみの原因を作り出し、肌が老化を促進してしまうのです。 中でも、エラスチンは、一度崩れると再生に長い時間がかかるといわれています。


また、UV-Aは地表に降り注ぐ紫外線の9割を占めており、さらに波長が長いため、曇や窓ガラスを突き抜けるといわれています。最近では、不織布のマスクも通り抜けるのではないかと考えられています。

そのため、日焼けを抑制するには、紫外線を浴びてしまわないように外側からの工夫を行うことと併せて、飲む日焼け止めなどの内側からのインナーケアを行うことが大切です。

また、日焼けが起きてしまったあとのケアとして、ローションやクリームなどでの外皮ケアと共に、抗炎症成分の摂取や肌の再生を促す成分と共に、肌を構成するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの栄養素も摂取しておくこともおすすめです。



飲む日焼け止めの効果とは

飲む日焼け止めを口に入れる女性

飲む日焼け止めに用いられる主な成分の効果として注目すべきは、メラニンの生成抑制効果です。

紫外線によってメラニンが過剰に生成されることは、肌が褐色化してしまう原因や、シミを作り出す原因となってしまうため、飲む日焼け止めサプリメントの多くには過剰なメラニン生成を抑制する機能のある成分が配合されています。

メラニンは、メラノサイトという細胞内にて、チロシンがチロシンキナーゼによりドーパキノンとなり、ドーパキノンがメラニンになるという順序で生成されています。

これに対応した成分として、チロシンキナーゼに阻害作用のある成分や、メラニンをドーパキノンに戻す作用のある成分などがあり、現在、さまざまな成分を配合した飲む日焼け止めが展開されています。



飲む日焼け止めに配合したい成分

サプリメント

それでは、飲む日焼け止めにおすすめの具体的な成分をご紹介します。



・ビタミンC

美白効果のイメージが強いビタミンCには、メラニンの生成を促進するチロシンキナーゼを阻害する作用があり、メラニンの成分を抑制する効果が期待されている成分です。さらに、できてしまった黒色メラニンを淡色メラニンにする作用もあるといわれています。

また、メラニンの生成は、酸化ストレスによっても促進されるため、活性酸素の影響を受けますが、ビタミンCには高い抗酸化作用があるため、活性酸素の影響を防ぐことができます。

水溶性であるため血中に長く滞在できないため、一度に大量に摂取しても大半が流れ出てしまう成分です。最近ではそのようなビタミンCの弱点を補うための加工がされた持続型ビタミンCも上市され、注目を集めています。




・セラミド

セラミドには、肌の保湿機能・バリア機能を高める効果やメラニンの生成抑制効果があります。肌の水分が不足していたり、バリア機能が低下したりしている状態では、紫外線によるダメージを受けやすいです。そのため、セラミドを摂取してバリア機能を高めておくことで、紫外線に対抗する肌の状態を作り出すことができます。




・グルタチオン酸

グルタチオンは肝臓や細胞でも産生されるトリペプチドで、チロシンキナーゼを阻害することによりメラニンの生成を抑制する作用があります。さらに、ドーパキノンを赤色メラニンに変換させる作用もあることで有名です。これにより、ドーパキノンから黒色メラニンを生成する量を減らして、肌の褐色化を防ぐことが期待されています。

体内で様々な役割を果たしている強い抗酸化成分でアンチエイジングや肝臓ケアにも活用できる成分です。




・シダ抽出物(ポリポディウムロイコトモス)

シダ植物から抽出されるエキスには、高い抗酸化作用や抗炎症作用があるといわれています。活性酸素を除去することにより、メラニンの生成や炎症を防止し、日焼けによる肌の赤み(サンバーン)を防ぐことが期待されています。




・ヘスペリジン、ルチン、ケルセチンなど

ヘスペリジン、ルチン、ケルセチンはバイオフラボノイドと呼ばれ、血管強化作用や抗酸化作用があります。ヘスペリジンはみかんの果皮やスジの部分に多く含有しています。また、ケルセチンはミカンの皮(※中でもスジの部分)やタマネギ外皮、蕎麦をはじめ様々な植物に含まれる色素成分です。

ビタミンCの安定化させたり、血流や血管に働きかけることで生体機能を高めるとともに、強い抗酸化・抗糖化作用をもち、シミやそばかす、くすみの改善に効果的とされています。




・フランス海岸松樹皮エキス

強い紫外線にさらされるフランス海岸に生育する松の樹皮から抽出したエキスには、 非常に高い抗酸化作用と抗炎症作用があるといわれています。さらに、経口摂取により肌の水分量やバリア機能を高めることが確認されており、紫外線からのダメージを防ぐことが期待されています。




・シベリアカラマツエキス

厳しい寒さのシベリアに生育するカラマツから抽出したエキスには、ケルセチンなどのポリフェノールが豊富に含まれており、メラニンの生成を抑制する作用があるといわれています。また、抗酸化作用も高い素材のため、美白効果が期待されています。



エラスチンの摂取が効果的

肌の構造のイラスト

・エラスチンはサプリメントで摂取が可能

紫外線によるダメージで真皮にあるコラーゲンやエラスチンが障害されて変性を起こすと、シワやたるみなどの肌の印象を老けて見せてしまう原因となります。

シワやたるみに悩む方は非常に多いため、サプリメント製品には、先述の抗酸化成分とともにコラーゲンを含んだ商材が市場に多く展開しています。

コラーゲンをサプリメントが美肌に有効であることは、多くの人に知られていますが、実はエラスチンも美肌には欠かすことができない成分です。

紫外線により変性したり、加齢に伴い減少したりするエラスチンを、サプリメントから補給しておくことは非常におすすめです。




・皮膚の弾力成分エラスチン

エラスチンは、肌の弾力を維持する機能をもっており、コラーゲン・ヒアルロン酸と共に肌の真皮の主要構成成分の1つです。

若い時には気にならなかった肌のハリ感が年齢とともになくなっているように感じるのは、エラスチンが、加齢によって年々減少していく傾向にあるからです。

しかし、エラスチンは、サプリメントから効率よく摂取することが可能な成分で、特に、魚から抽出されるエラスチン成分が有名です。

また、エラスチンは、肌にハリや弾力を与える効果があるのはもちろんですが、全身の血管や関節の靭帯に含まれその弾力を司る重要な成分でもあるため、高齢の方に向けた関節ケア製品や、消耗の激しいアスリート向けの製品、女性のバストアップ製品などへの配合もされている成分です。



まとめ

サプリメント

紫外線対策として、飲む日焼け止めのサプリメントの市場が形成されるようになりました。 日焼け止め効果のある成分もたくさんあるなか、配合による差別化が重視されるようになっています。

Held(ヘルト)では、お客様のニーズに合わせて、美白・美肌効果の高い、差別化した飲む日焼け止めサプリメントを企画提案、製造手配も得意としております。 お問合せをお待ちしております。

ブログトップへ
取扱商材事例