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アルコールと血糖値

2020.09.30

 みなさんはアルコールお好きでしょうか?お酒を飲むと楽しくなりついつい飲みすぎたり、食べ過ぎたりして、最後に”ラーメン!”あるいは”デザート”というコースは誰にも経験があるのではないでしょうか?でも、飲み会の席で食べているのに、炭水化物(糖質)をあえて食べたくなるのはなぜでしょうか?
 

 肝臓は消化・吸収された糖分(グルコース)をグリコーゲンという形で肝細胞に貯蔵します。体が必要に応じてこのストックを糖質として切り出し血中に送り出します。
肝臓は摂取した物質(アルコールや薬剤など)や代謝の際に生じた体に有害な物質を毒性の低い物質に変える解毒機能を持っています。お酒が入ると肝臓は一生懸命、アルコールを分解しようとして働きます。この解毒機能に追われることで、糖質を切り出して、血液に送る作業が鈍感化し通常状態とは異なり、体に本来いきわたるはずの糖が少なくなることで、低血糖のような状況になります。これにより脳が『お腹が空いているよ』と錯覚が起こり、ラーメンやデザートという認識になってしまうわけです。
 

 その結果、落ち着いた状態(アルコールの分解が終わると)、シメにとった炭水化物がしっかり吸収されるので体に余計ため込んでしまうということになります。さらに、アルコールを摂取した体は極端な言い方をしますと、脱水に近い状態なので、ラーメンを食べてスープも飲み干すとなると過剰な塩分が体に入ることになります。そして、満足感いっぱいのまま自宅に帰りバタンキューなんてこともご経験があるかと思います。これは、寝る前に過剰な塩分を摂取⇒時間を空けずに寝るとなると、みすみす血管を詰まらせるようなことにもなりかねませんね。できればスープは控えた方がいいかと思います。

 お腹周りが気になる方で、ラーメンをどうしても食べたいという方は、むしろ飲酒後よりも飲酒中に食べる方が良いでしょう。ある程度満腹感のある状態で摂取した方が、太りやすくなるといわれています。いずれにしても『飲みすぎず』、『食べ過ぎず』節度ある生活習慣を心がけましょう。

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