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健康・美容の新指標AGEs

2019.12.18

●AGEsとは?
AGEs(糖化最終産物)ってご存じでしょうか?「えーじーいー」と読みます。AGEsといい、過剰に摂取された糖質とタンパク質が結合してできる物質です。たとえて言うなら、食パンを焼いた状態です。焼くとスポンジのような弾力もなくなりますが、それを体の指標で表したものです。体の錆のようなイメージです。これが最近、老化や生活習慣に関わる健康リスクに直結していると言われています。 

●なぜ貯まるといけないの?
老化とともにAGEsは誰でも徐々に多くなっていきますが、緩やかな増加が望ましいところです。私たちの体の体を構成しているのがタンパク質ですが、タンパク質がAGEsに変化すると細胞機能がうまく機能しなくなると考えられています。
 また、AGEsは結合組織(皮膚、軟骨、腱など)を構成する主要なたんぱく質であるコラーゲンどうしを強く結びつけてしまうことで弾力性が低下し、シワ、たるみ、くすみなど原因として注目されています。さらに、ここ数年、多くのAGEsに関する知見が見られ始め、機能が低下した身体の部位(血管、骨、目、脳など)にはAGEsが多く蓄積し、悪影響を与えることも明らかになっています。
●糖化と老化関連疾患って?
筋肉の老化であるサルコペニアは骨格筋肉にてAGEs蓄積が報告(J Clin Biochem Nutr, 135-140, 2016)されています。糖質の約70%近くが骨格筋で消費されているので、老化によって、骨格筋量が減少すると、糖質消費が抑えられ、その結果、過剰な糖質によってAGEsが生成されやすくなるというメカニズムです。皮膚に関しては、AGEs蓄積によって皮膚硬化やシミ形成を促進することが報告(Am J Nephrol、24, 32-40, 2004)されています。

●糖化ストレス対策は?
糖化ストレスには生活習慣が大きく影響しています。生活改善では①禁煙、➁過剰な飲酒を避ける、③睡眠不足の是正、④脂質、特に動物性脂肪の低減、⑤運動負荷が挙げられます。また、原因物質である糖や脂質の吸収を遅らせるために、①よく噛む、食前に食酢、黒酢、ヨーグルトなどの摂取、➁野菜を先に食べる、③朝食欠食を避けるなどが挙げられます。またAGEs生成を抑制するために、抗酸化機能成分を含む飲料や野菜、果実を多く摂る事が薦められます。
しかし、AGEsと疾病の関係に関して研究知見も少ないこともあり、今後さらなるデータ集積が必要であると考えられます。

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