Column
投稿日:2021年5月28日/更新日:2022年6月22日
サプリメント・健康食品・化粧品の受託製造・OEMを行ってる株式会社Heldです。
美容に関心の高い女性なら、「ヘパリン類似物質」という保湿成分を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
アトピー性皮膚炎による強い肌の乾燥、打撲によるあざの治療、ケガをしたあとのケロイドの予防など病院などで処方される医療用医薬品です。
健康保険も適用されており、かかった費用の一部(年齢に応じて1~3割)を負担するだけで、薬の処方を受けられます。
ところがここ数年前から、「化粧クリーム代わり」にするために皮膚科を受診する女性たちが増え大きな問題になっています。
乾燥肌や加齢によるしわなど、女性が気になる肌トラブルを解消すると口コミで広がり、女性向けの美容雑誌や美容サイトなどでも紹介されるようになりました。
処方をされる場合、医療保険が適用されるので自己負担は3割負担、残り7割(子供は10割)は健康保険組合が負担しており、その財源には保険料のほか税金も投入されています。
つまり、国民共有の財産である健康保険料や税金が当てられます。
本来はお困りの方への処方ですが美容目的の方も増え、年間90億円以上の医療保険が使われ財政を圧迫しているようです。
そのような流れもあり「ヘパリン類似物質配合」の製品開発が増え、一般の方が手軽に手に入れられる商品も多数市場に出てきました。
*「第2種医薬品」「医薬部外品」と分類で発売されております。
医療保険の財政圧迫が少しでも軽減できるよう美容目的の方は一般販売されている製品の購入に勤めましょう。
ヘパリン類似物質配合の製品製造については通常の化粧品製造工場では製造することが出来ません。
お困りの場合はぜひ弊社へお問合せ下さい。